第33回足立の花火

花火の楽しみ方

花火を楽しく見るには?

 夜空をきれいに彩る花火。誰もがこの夜空を楽しむために会場へやってきます。ここでは、その花火を会場でより楽しむための豆知識をご紹介します。

打上花火の種類について

 夜空を華麗に演出する打上げ花火。この花火には大きく分けて、菊のように球形に開く「割物」と、花火玉が上空で二つに開き、中から星などが放出する「ポカ物」の2種類があります。

割物

「菊」
【画像】「菊」

 花火が菊の花のように球形に開くことから「菊」と呼ばれています。開いた後の星の光跡が、尾を引くように残るのが特徴です。尾を引く過程で色が変化する場合が多く、消え際がそろうのが美しい花火と言われています。

 

「牡丹」
【画像】「牡丹」

 花火が球形に開く点は「菊」と同じですが、星が尾を引かず、点のまま消え去るのが特徴です。スターマインのような早打ちで使用される花火の多くはこの「牡丹」です。

 

「八重芯菊」
【画像】「八重芯菊」

 「菊」が三重(以上)の円を描いて開く花火を「八重芯」といいます。

 

「冠」
【画像】「冠」

 花火が開いてからも星がすぐに消えず、まばゆい光が柳のように降り注いでゆっくりと消えていきます。金色の場合は「錦冠」、銀色の場合は「銀冠」と呼ばれます。

 

ポカ物

「千輪」
【画像】「千輪」

 開花後、やや置いて小さな「菊」花火が一斉に開きます。

 

「蜂」
【画像】「蜂」

 開いた後に、星が蜂のように勢いよく飛び回ります。

 

想像を絶する花火の大きさ

 花火は、打ち上げられると上空高く上がります。 見ている人からは遠く離れてしまいますので、その大きさは、なかなか解りません。 かなり大きいものである、位は解りますが、実際の大きさはあまり知られていません。 ここでは花火の大きさを解り易く記載してあります。下の図は横軸が保安距離、縦軸が高度を表しています。 東京タワーの高さの表示がありますが、花火のスケール違いの大きさが理解出来ると思います。

【画像】花火の保安距離と開花データ

呼び方

 花火玉の大きさの呼び名は、昔から尺貫法が用いられ3寸玉(3号玉)とか4寸玉(4号玉)、尺玉(10号玉)などと呼ばれました。今でも花火師の間では使われますが、公な呼び方は3号玉や4号玉になっています。上の表の花火の大きさの呼び名は一般的な物を書きましたが、3.5号玉や15号玉などと呼ばれるものもあります。40号玉(4尺玉)などという大きさの玉がありますが、どこの花火大会でも打ち上げられるというものではありません。花火の打ち上げには、花火玉が大きいと保安距離も長くなるのです。ですから確保できる保安距離によって、打ち上げる事のできる花火の大きさが決まってくるわけです。

玉の重量

 玉の中に火薬がギッシリ詰まっていますので、かなりの重さになっています。花火の種類によっては、軽いものもあります(ポカ物)が、3号でりんご位、5号でメロン位、10号でスイカ位です。40号玉はなんと、約400kgもあります。こんな重いものが上空600mも打ち上がって行くわけです。軽自動車が打ち上がる様なものですね。

花火を開かせる高さ

 10号玉ですと、約330mの高さですから東京タワーと同じ高さです。20号玉に至ってはもうその辺の山の頂上の高さです。

花火が開いた直径

 信じられないかもしれませんが、3号玉(直径約9cm)で空で開くと約直径70mものおおきさの花を開かせるのです。5号玉で直径約180mですから、東京ドームを上から見た様な大きさなんです。10号玉ですと約300m、20号玉ですと約500m。ちょっと想像できませんが、これが花火なのです。一瞬のうちにこんなに大きな現象を表現できるものなんて他にありません。再現もできません。花火を映画で再現しようとしたら、大きなスクリーンが必要になります。花火を再現できるのは花火しか無いのです。

あなただけに教える!お勧め観覧ポイント

 足立の花火大会は、打上場所と観覧場所が近く、花火の迫力を間近で見られるのが特徴です。ただし、千住側は観覧できる場所が狭く、非常に混雑します。西新井側は観覧できる場所が広く、ゆったりと花火を楽しむことが出来るので、とてもお勧めです!

会場図に、オススメ観覧ポイントを掲載しております。
◆階段の周辺は照明で花火が見えにくく、混雑するので、階段から離れたところが観覧しやすいです。
◆河川敷内の道路は、救急車や緊急車両が通行するための道路ですので、座り込んでの観覧はご遠慮ください。
◆お帰りの際は、イベント情報をご参照ください。